青年会議所とは会議と規律ある組織運営を基盤として地域に運動を展開する団体です。しかしコロナ禍により社会全体の価値観、環境の変化があり、これまでの規律ある組織運営が難しくなっている現状があります。その為、運営の基盤である総務委員会としてルールを遵守する中にも柔軟な対応で、会員が一丸となれる組織運営を行う事が必要です。
まずは、質の高い理事会にするために、各委員会と連絡調整を行い、会議資料を期限厳守で配信することで限られた時間の中で本質を捉えた質問や意見を交わしていただきます。
そして年2回の最高決議機関である総会を開催し、会員の総意にて重要事項を決定します。
また、行政及び関係諸団体、各地会員会議所同士の皆様との連携を深めて運動を展開していく土台を作るために、2023 年度の理事長所信を表明する新年賀詞交歓会を開催することで、地域関係諸団体の皆様に昭島青年会議所運動について理解をしていただきます。
改めて組織基盤を築き上げ、地域に広く運動を展開していくことで、我々の運動方針に理解と賛同をいただき、地域に新たな価値を生み出す運動を継続的に展開できます。年間を通して、会員が一丸となった組織運営により、地域から必要とされる団体を実現し、メンバー全員が昭島青年会議所の中核を担う人材に成長する一年になることをお約束します。
会費収入を根源として活動をしている青年会議所において、昨今の会員減少は例会の規模にも影響が出てくる大きな問題となっています。現に昭島青年会議所の会員数も 2020 年から 10 名程減少しています。人数に左右されず、今後持続可能に地域の課題を解決していくためには青年会議所の運動に対して共感をして頂ける外部協力者を得ていく必要があります。
まずはSDGs の目標 11「住み続けられるまちづくりを」に焦点を当て、未来の子どもたちに豊かな環境を引き継ぐために、昭島市全体が持つ課題を探求し、解決を目指す為の事業を開催します。また、各企業や団体と協力し、共に地域の課題解決に向けた事業を行うことで昭島青年会議所の運動について理解をして頂き、今後の協力関係を構築するきっかけとしていきます。その他、新人例会やクリスマス例会では対象となるメンバーに気付きを与え、青年会議所の楽しさを感じて頂きます。
年間を通じ、行政・企業・団体と協力関係を構築できるような例会開催を目指し、昭島市の諸問題の解決を行っていくことにより、昭島青年会議所がさらに地域から必要とされ、様々な人たちをつなぐ役割を担える団体を構築していくことが今後のあるべき姿です。
昭島青年会議所が設立されてから現在まで、様々な事業を行い沢山の人々と共に歩んできました。そのような中、時代が移り変わりゆくにつれて昭島のみならず全国的に青年会議所の会員減少が今大きな課題となっています。それでも拡大に成功している青年会議所もあります。
会員を増やす為には大きく分けて 2 つの要素が必要と考えています。一つは会員自らが輝いて魅力の発信が出来ている事です。魅力ある団体には自ずと活気のある人材が集まってきます。昭島青年会議所の魅力を更に高める為に会員一人一人が自身を磨くきっかけとなるような事業を行っていきます。そして会員拡大成功のもう一つの大きな役割として、オブザーバーの発掘も欠かせません。常にアンテナを張り続けながら、拡大意識を持つと同時にオブザーバーとの関係性構築の為の懇親イベント等を積極的に開催します。体温で人と接する場を増やし、オブザーバーのみならずメンバー同士の絆も深められる機会の提供も行っていきます。
青年会議所の運動発信を最大限に活かす為には地域との連携を強固にする事も大切です。地域の子供達や関係諸団体との関りが薄れてしまっている事も重なり、昭島青年会議所の運動発信が思うように出来ていない現実があります。今年こそは昭島市民くじら祭が無事に行われる事を願い、JC コーナーの運営を通して、沢山の子供達と触れ合う楽しさや大切さを多くのメンバーに体験してもらい、一人一人が魅力的に輝く次世代のリーダーとして成長出来るような一年にしていきます。